総合サービス企業への変貌という妄想

通路

現在開催されているワイヤレスジャパンにて「KDDIのコンテンツビジネス戦略〜Smart Phoneでのビジネス拡大に向けて〜」というカンファレンスを受講できた。

概要はケータイWatchさんの記事などを見て頂ければ。

個人的に気になったのは昨日サービスインしたau損保についての言及。このサービスは「コンテンツ・アプリを購入する感覚で加入してもらう」というのが狙いであるという。また教育・医療分野への進出も検討しているようだ。これはあくまで個人的な予測だが、総合サービス企業への変貌も視野に入っているのではないかと思う。実際のサービスを行うのは専門の提携先企業としても、人々になじみ深くなったケータイキャリアが窓口として機能するのは悪くない話だ。

従来のケータイからスマートフォンへの移行が進んでおり、そのペースは予想を上回る状態だと言う。スマートフォン用のOSとして利用されているAndroidスマートフォン以外の様々な端末(タブレットSTB・家電等)にも入って行くだろう。それらの端末は従来のケータイよりもUIの自由度が高く、また様々な情報の扱いに長けている。これをサービスへの入り口として使わない手は無いだろう。

今までのケータイでは思いもよらなかったようなようなサービスが、手のひらで簡単に購入できる一つのコンテンツとして提供されて行くようになる、かもしれない。